香港ディズニーランドに行ってきた
香港ディズニーランドはMTRで1時間弱、飛行場のある島にあり、バスも出ている。大学から200円程度で行けるのはお得すぎる。
香港ディズニーは世界一小さいディズニーランドだが、一言で表すと「快適すぎるディズニー」。快適なディズニーがこんなにも幸福感を増してくれるとは…感激した。チケットも、入場も、アトラクションも、屋台やレストランも、一切並ぶ必要なし。アトラクションも最大30分待ちといったところだ。お腹が空けば近くの店に入って食べればよく、休憩したら焦らずまた乗りたいところへ行けばよい。狭いので移動は楽チン。夜のショーも10分前に行けば落ち着いて見られる。これがどれだけの幸福感を生み出すか、ぜひ体験していただきたい。
(年パス保持者と行くとさらに優待に優待が重なるので幸福度は爆上げ)
また東京ディズニーリゾートと異なるところは、フォトスポットが多いところ。ミッキーミニーと同時に写真が撮れる唯一のパークであるだけでなく、メインストリートのかわいいお店や、toy story landエリア全体、後述するmystic manorという豪邸の庭など、ここで写真撮ってね!というフォトジェニックな場所が目白押しだ。人も少ないので思う存分撮れる。高校時代や大学生で東京ディズニーおソロを済ませ、バイトしてお金に余裕のある大学生は友達と来たら新鮮で楽しいと思う。
香港は観光で来るとそれほど見るところもないので、1日ディズニーに割くことをオススメする。狭くて並ばないから疲れないし!
ただ、この状況は運営的には少し問題なのか、来年以降大胆なテコ入れが行われる。2017年1月にはironman experienceとironman tech showcaseがオープン、2019年にもMARVEL関連アトラクションを新設する予定だ。現在はstar warsプッシュだが、更に映画との連携を強めていくよう。とても楽しみだが混雑も予想される。
ここからはネタバレ満載で書いていこうと思う。
駅は開放感溢れる南国風だ。MTRの場合ディズニーリゾートラインに必ず乗る。
エントランスにディズニーrailroadの駅があるので開放感はあまりない。
東京ディズニーランドはその点、入るや否や町並みと城が一望できるからよくできている。
クリスマスシーズンなのでツリーがあり、そのふもとでミッキーミニーとのグリーティング。
1.5時間程度で写真を撮れた。20分おきくらいにキャスト交代が入るのでなかなか時間がかかる。
昼はメインストリートのワッフル。中華圏らしく、イカの一匹スルメ的なものやコーン1本とか売っている。
ダースベイダーワッフルはゴマ生地に練乳とピーナッツソースをかけるという香港らしい味覚で、外はカリっと中はモチっとしておいしかった。
ミッキーワッフルも味見させてもらったが、そちらは甘すぎ…。
トゥモローランドの”ハイパー”スペースマウンテンのファストパスをとったが、取らなくても20分待ち。ちなみに年パスだと二枚ファストパスが取れる。スペースマウンテンもstar wars仕様だった。
隣にR2-D2かチューバッカ(時間帯による)とのグリーティングがあり、5〜15分待ち。今回はR2-D2とグリ。
撮影後も部屋をでようとしたら後ろついてきたり、かわいかった…
オープン寸前のアイアンマン関連。
ショップは既にオープンしていたので、限定ノートと、来たるネパール旅行にむけてベネツムを購入。グッズには貢がないと決めたのに…
スパイダーマングッズがたくさん置いてあったのだが、権利関係はもうOKということなのだろうか。シビルウォーにはでているけれど、ユニバーサルスタジオはどうなるんだろう?
店内にあるアイアンマンになりきって闘うブース。一人当たりが長いので10人弱で2時間待ちだった。
fantasylandでは迷わずイッツァスモールワールドへ。外観は工事中で、ホラーハウスのようだった。東京ディズニーランドで、ディズニーキャラクターがアトラクションに入ることが先日話題になっていたが、香港は既に投入されている。素朴なデフォルメがかわいい。
香港のシーンもある。スターフェリーとジャンク船が動く。
東京ディズニーランドにないアトラクション、fairy tale forest は、庭園にあるディズニープリンセスのおうちを歩いて巡るものだ。
レバーを回すとお城の一部が動いてキャラクターが見える仕組み。
ランドの中心にあるオーロラ城はとても小さい。城というより門という感じ。
トイストーリーランドは、自分が小人になった世界観。
あちらこちらに大きなおもちゃが転がっている。わたしはトイストーリーに詳しくないのだが、好きなひとは大好きだし知っていたらもっと楽しめただろう。
ミスティックポイントはmystic manorが面白い。蒐集家の豪邸を回るのだが、魔法で収集品が動き出してしまうというもの。
タワーオブテラー(前室に通されるところと全体の雰囲気)とハニーハント(乗り物と動き)の融合みたいなもので楽しかった。
家の前にある庭も巨大収集品が置いてあって写真スポット。
香港ディズニーのもう一つのジェットコースター”big grissly mountain runaway mine cars"には度肝をぬかれた。一番後ろに乗っていたので、坂を登りながらふと後ろを振り返ったらコースがスウィッチしている。不思議に思った次の瞬間、コースターが逆行しはじめたのだ!!わけがわからない。発狂した。そしてある地点までくると止まり、嫌な予感がした途端に正方向にブーストしてすごい勢いで突き進む。楽しすぎた。
アドベンチャーランドではジャングルクルーズへ。説明言語別に広東語、普通語、英語に船がわかれている。
でも英語の説明は訛りがキツくて全然聞こえなかった…
ジャングルが再現されているのだが、バオバブの木や熱帯雨林を見ても、香港でよく見るなぁという感想しか抱かなくなった自分に驚いた。森の中の遺跡群を進んでいても、「タイで見た仏像だ〜」という感じで新鮮味が薄い…。
香港ディズニーはライオンキングのショーが有名らしい。
すりばち劇場でキャストが歌って踊り、台車がでてきたりするのだが、暗かったせいで寝そうになった。
夕飯はトゥモローランドのハンバーガー。年パスで10%オフなだけでなく、アイスがついた!
お土産に至っては期間限定40%オフ!すごい。ディズニー大丈夫か。
夜のエレクトリカルパレードは、光りかたが日本より少しキツいというかけばけばしかった。なぜそこに違いがでるのだろう。
8時の花火は、日本のワンスに近かった。席はないのでパレード後から道に座って待つこと30分。オーロラ城に映像が映し出され、花火が舞う。
日本のワンスはプリンセスが主だが、こちらはベイマックスなども映る。繊細な花火は映像によくあっていたので、ワンスでも取り入れてほしい。
香港ディズニーは足も疲れないし、快適で充分楽しめるので本当にオススメします。