離島プチ旅からの新年パレード@チム
自然豊かな漁村と世界有数の都市の熱気を1日で味わい尽くすことのできる香港は本当に面白い。車もいらないコンパクトさが好き。
塔門(Tap mun)という離島へ行った。西貢地区の黄石埠頭からフェリーで5分と少し、香港の東側にある小さな島だ。この付近は海岸線が複雑で島がたくさんある。
港近くに水上住宅が集まっており、島の半分は森だ。
「新有記」のうにチャーハンがおいしいと聞いて行ったのだがいかんせん元旦、ほとんどの店が閉まっており、探しながら歩いているうちに森にほど近い天后廟についてしまった。爆竹の残りで地面が赤く染められている。
島の若者なのか大学生くらいの人たちが獅子舞をやっていた。天后廟で挨拶をしてから各家庭に回って行くようだ。写真を撮ろうとしたが、彼らのパフォーマンスはやる気がなく、後ろ足担当に至っては頭を出してウェディングドレスよろしく布を持っているだけだった。
すっからかんの道でほぼ唯一開いていたレストランでウニチャーハンとウニ雲呑を食べる。
子守をする母親とテレビを見ながら家のようにくつろいだ。
この島、牛だらけ!
牛のフンがあちこちに落ちている。とんでもない大きさなので笑えない。臭くはないのがせめてもの救いだ。その隣でテントを張ってキャンプする人がいるのだから面白い。実は牛がウロウロしているのは島だけではない。来る途中の香港の海辺の道で牛に道をはばまれバスがしばらく困っていた。
天気が悪くなり海風と雨に煽られながらベンチで大根餅を食べた。
島は3〜4時間あればすっかり回れてしまうので、そこから西貢に戻り満記甜品の本店で休憩し、急いで尖沙咀へ!(西貢はレストランがたくさんあるのでまた来たい)
旧正月パレードは廣東ロードから北京ロードを通ってネイザンロードへ、コの字にまわっていく。私たちは人が比較的少なく道幅が狭い北京道に待機した。8時スタートだが5時半時点では最前に普通にスペースをとれた。他の道は既に沿道が埋まっていたので穴場かもしれない。
時間前から予行演習的にいくつかの団体が回ってきていたので飽きることなく待っていられた。
アメコミコスプレ集団。こんな趣味でも前座できるとは…
肝心の開始時間になると音沙汰なしで暇を持て余すこと30分、ようやく団体が流れてきた!毎回スポンサーのキャセイが先頭で、そこからダンス教室や中学校、企業、各国の出し物が交互にくる。
サンリオ!
ぐでたま襲来、香港特有の張り出した看板につかえそうなサイズ感だった。
ドイツの大道芸
香港にいればお馴染みのブランドたち。
GOとSTOPのプラカードで道が区切られ、流れを調節しているのでプラカード付近にいると止まって行うパフォーマンスがしっかり見られる。
ベリーダンスグループやバレエ教室。
伝統の獅子舞
金髪のねえちゃん集団に場が湧いた。
また団体によってはモノをばらまくので必死にもらおう。私は今回ニワトリレゴキット、ディズニーステッカー、風船の指輪、光る腕輪をもらった。
いよいよディズニー!
ディズニーはほんの一瞬だった……