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ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

香港で年越し

思い立って年賀状を描き始める。紅白の実況が友達から伝わってくる。今までは紅白はついているから見る程度のものだったけれど、いざ見れないとなると気になってしまう。あと部屋が寒く暖房をつけたらゴスンと音がしたきり動かなくなってしまった。暖かい部屋か紅白か蕎麦(香港、うどんはどこにでもあるが蕎麦はない)どれか一つでいいからわけてほしいという切実な気持ち。

ニューイヤー花火を見るべく9時半に大学を出て10時過ぎに尖沙咀に着いたが、ここからが戦いだった。事前情報でハーバーシティのマルコポーロホテル駐車場が良いとのことだったのだが、改札を出た時点で誘導が始まっている。いくつかの出口は封鎖され、地上も歩行者天国ではあるが柵でほうぼうの道がふさがれていた。人々もどこが封鎖されているかわからないため目的地に行けず彷徨っており、結果さらなる混乱を招いているように見えた。警官が見張っていない柵の隙間を無理やり通ってほっとしたのもつかの間、地下道が封鎖されていたため九龍公園徑という太い道路の向こう側に行けない。ここでなんとも図太いのだが、柵を乗り越えて道を渡りました。すると後ろからたくさん人が付いてきて、ポリスも大わらわで怒鳴っていた。ポリスは怖かったが渡りきったのでよし…廣東道に来て、もうホテルは目の前というところで人波が怒涛の逆流。ポリスの指示らしく、海側に行こうとすると怒られる。仕方なくモールに入り、移動。

だがいざホテルの前につくと、ホテルマンがキーをチェックしており宿泊者しか入れない。せっかくここまでサバイバルゲームのように必死にやってきたのに、無念。結局流れでハーバーシティのフェリー埠頭側入り口横の海辺になんとかついた。あとからその道も封鎖されていたので入れてよかったと安堵。こうしてどんどん封鎖されていくようだ。

有名な夜景はここからでもよく見える。山の上からごく稀にチラチラと花火が吹き出し、始まったかと期待させてくるのだが練習らしい。待つこと1時間、日付の変わるほんの3秒前からカウントダウンで上がりだした!写真とるやらざわめくやらであたりはわけのわからないことになっていたが、変わった瞬間はオオーッとどよめいてテンションがあがる。

花火は本当にハーバーの中心部でしかあがらないので、私たちのいた場所からはあまりよく見えなかった。

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上から見るかビクトリアハーバーに近づくかしたほうが良い。

日本では一時間前に3,2,1と数えて年が明けているのだと思うと不思議な感覚だ。結局暦の数がひとつ増えるだけで、世界は何も変わらないというのに。時差で誕生日の消滅した錦織選手くらいしか人間の取り決めた時間軸を秒単位で気にする必要はないだろう…

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10分ほどで花火はあっさりと終了。お腹空いたけれど日本の初詣とは異なり露店はないしチェーン店も近くにないので駅へ向かう。中秋節の花火に遭遇して電車への乗り方をマスターしておいてよかった。ここでもひとが混乱している。

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おうちでしっぽり過ごさない初めてのお祭り気分な年越し、なかなかよかった。