ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

カトマンドゥへ!

今日はひたすらに移動の日だ。

大学から空港まで1時間かからないのはとても便利。寮をでてすぐメイクアイテム一式忘れたことに気づいて引き返したけれども…

飛行機に乗った瞬間、インドに行ったときのあの独特な匂いが押し寄せてくる。インドに行ったのは2年半前だけれども、日本や香港ではほとんど決して出会えない感覚に、これだよこれ…!と高まってしまった。インドはハマる人と二度と嫌だという人に二分されるとよく言われるけれど、知らぬ間に私はハマる人サイドになってしまったのか…

機内食はノンベジのインディアンを選んだのでカレー。チャパティはバターリッチでパイ生地のよう、とてもおいしかった。

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フライトは6時間。進んでも進んでも中国といった感覚だ。映画を二本見ながら寝たりしてようやく乗り継ぎのデリー空港へ。デリーは午後3時半なので夕日が差している。以前もここで乗り継いだので色々のことを思い出した。フリーWi-Fiが通じないこと、フードコートのマックで同じフライトだった日本人と話したこと…

今回もWi-Fiはやはり通じなかったので、諦めてネパールのプランを練る。

5時間の待ちを経て今度はカトマンドゥへ。今日は一日の物理的時間が伸びていて変な感じ。27時間19日している。お腹が空いてきたけど、さっき使えたクレカが今はdeclinedされてしまった!他の店に行ってもそうなったので何か問題があるらしい。クレカはよく使えなくなるのでいつも使えるかヒヤヒヤしてしまう。厄介だ。

結局ご飯がでたので安堵。

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銀紙に包まれたキットカットが普通みたい。なんでだ。

この便が最終便なのでトリプバン国際空港はスカスカ。入国審査と同時にビザ申請をする。ビザ費用徴収のおっちゃんと旅行者のおばちゃんが「この便が最後なんだよ」「じゃあ早く帰りたいでしょ」「そうだね、ハハ」と会話している。

空港を出たところはタクシー運ちゃんと空港警備員の激しい攻防が繰り広げられている。ホテルに迎えをお願いしたのだが見当たらない。仕方なくキャッチにつかまって行った。夜も明るい香港からくると、明かりはホテルの看板だけで真っ暗、道に車はほとんどおらず野犬の声が響いている。まだ換金してなかったので後払いにしたが最後、ふっかけられてしまった。そういう世界なので交渉しつつ結局高いまま…

夜は冷え込みも激しいし、部屋はキーを差せば電源が入ると知らず凍えながら寝た。