ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

北京から友達が来た

熱以降どうにも体力がもたない。朝起きて、食事をとって普段なら目覚めるのに、ベッドに身を投げて気付いたら昼過ぎ。とりあえず食材を買ってきたし、食事の作りだめをする。豆腐ハンバーグを大量に作って満足した。しかもなかなかおいしい。

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夜は北京留学中の友達が来ているので案内する。日本では確か一回しか会っていないけれど、そんなことも忘れるくらい気さくに話せた。その子に「マシンガントークで、そんなに話したかったとは」と言われて初めて気づいた。確かに、自分のダメな面まで見せて気兼ねなく話せる人、まだあまりいない。違う大学に行く同じ大学のひとだからこそ話せることもある。

先輩にオススメされたというSOHOの言わずと知れた名店、九記腩麵に行くも閉まっている…しかしその道に、私が友人から勧められていたoddiesという雞蛋仔の店の看板を見つけたので行ってみた。

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これが雞蛋仔単品でも30ドル(?)、アイスがついて60ドルとかなりお高いのだが、めちゃめちゃおいしい…!雞蛋仔の生地に入っているチョコはトロトロ、チョコ&バニラソフトは濃厚。パッションフルーツアイスと黒ごまアイス、クランチも入っている。これはぜひまた来たいお店。

そこから中環駅近くの焼味店に行く。焼味は北京にないらしいが、説明が難しかった。肉をダムダムダムってなた包丁で骨ごと切ってくれる、ワイルドさがいいと思う。

普通2種類盛りまでだと思うがこの店は3種類盛りもある!

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乳猪という、表面がパリパリして中は脂というヤツが味噌につけるとなかなかおいしくて好きだ(写真の一番上に乗ってる)。あとはネギ油をつける鴨も好き。モリモリ食べていたけれど、友達が米を持て余しているのを見て、香港の量に慣れてしまった自分が怖くなった…

香港駅付近からでているバスでピークに向かう。ピークは寒いけれど、何度見てもはっとする夜景だ。高まる鼓動を吹く風で冷ます。

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ここにくるといつも、小さな小さなこの街の一員になれた喜びと、遠いところへ来てしまったという茫洋とした感傷のはざまに置かれる。それでも寂しさを感じさせない街のパワーが香港最大の魅力かもしれない。

ピークをミニバスで降り、胃の中の肉と米をかき混ぜられたところでフェリーへ。夜のフェリーは言わずもがな、心地よいひととき。

尖沙咀のハーバーでひとしきり話して、解散。フェリーピアーの側や、香港島側の建物のいくつかはクリスマス仕様になっていた。

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香港のイルミネーションは原色の光る線でサンタや雪だるまをお絵描きするタイプなので、正直ダサい。ハーバーシティのイルミネーションも有名らしいが同様なので、あまり期待できないかも?