一時帰国
日本、スキー場に来たかというくらいの寒さ。こんな寒さが日常なんて信じられないし、ストレスを減らすため早急に香港に移住すべきだと思った。
建物も低く、暗い。タイの夜景に似ている。一戸建が並ぶなんて贅沢だなぁと考えてしまうようになった。日本は小さいとか狭いとかなんとなく思っていたけれど、余裕はまだまだある!?
横浜の夜景が見えた時はグッときた。
お腹ぺこぺこで家に着いたが何も食べ物がなく、ホットワインを飲んでつまむことに。
食べたかったラーメン、焼き鳥、生魚、鰻を食べて大満足。鳥貴族最高。
あとプリンにまんじゅうも。久々に会った友達もそうと思えないくらいすぐ馴染んで、居心地がよかった。あと温泉は最高すぎる。露天風呂でひとり、これが現実なのか否か混乱していた。羽毛布団とふかふかのベッドも極楽だったなぁ。うつぶせになっても腕が痛くない…暖かい…安心感が違う……
実家に帰省という行為が初めてなので、実家を客観視するのも初めて。犬のお出迎えに始まり、生活感なくただの屋根裏部屋と化した自室とガチャガチャマシーン(カプセルトイ)、廊下で伸びすぎて天井にぶつかっている幸福の木など、改めて見ると不思議なものだ。
両親は二人暮らしを楽しんでいるようだが、会話の噛み合わなさが少し先の壮年夫婦(あるいは老年)を予見させるようで年を感じる。
日本に一度帰ってしまったら香港に戻れないのではないかと思ったけれど、いざ香港の空港に着くと流れ込む広東語に安心する自分がいた。やはり、ワクワクしてしまう。