ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

さよならの日そして商工会

朝のお見送り。駅で何度もハグをして、”連絡とり続けようね””うん”という月並みだが大切な言葉を最後に去っていった。

悲しいけれど、この別れを機に、今はこの大学が自分の帰る場所で自分を受け入れてくれている、という気持ちが湧いてきた。部屋に帰らなくちゃ。例えルーミーがいなくても、ここが自分の居場所だと思えるようになった。

それでも、部屋に帰ればすっからかん、寮の人も少なく、ローカルも留学生はほとんど帰国して、またゼロに立ち返ってしまったよう。香港に誰も自分を気にかけてくれる人がいないような悲観もあったり(実際にはそうではないよと自分に言い聞かせる!)。

ジンジャーラテを飲みながら日本と電話すると元気はかなり回復し、部屋の掃除を始めた。ルーミーの机の下には案の定お土産、靴下が二足も!写真を送りつけた。

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夜は日本の商工会議所で部会のお手伝い。

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香港にある日系企業の方々が集い、ゲストの講演会の後は食事がある。社会人同士が交流している場面に遭遇したことがなかったので、見よう見真似でマナーを知る。わたしは名刺の受け取り方すら知らなかった…名刺の重要性は最近気づいてきた。交換さえしておけば、もっと話がききたいとか、会社見学したいとか、インターンしたいとか何でも直接言って良いということらしい。この企業(業種)の名刺が欲しい、とか言っている先輩を見て理解した。

ご飯はもうとてもおいしかった。お寿司、からあげ、ステーキ、お浸し…日本でも一級の味だった。お持ち帰り。

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帰りがけそごうでネパールのガイドブック入手。どうなるんだろう。