フォトジェニックQuarry bay
昼に寮長夫妻とのランチに招かれた。キャンティーン横にあるスタッフキャンティーンという少しリッチなレストランだ。
理由はわからないがこの招待はそもそも7,8人にしか送られておらず、行ってみると試験期間なのもあって自分と北京大から来たもう一人だけ。
フロアの盗みの話を直談判するチャンスだ!と思い立ち話すも、最初は「よくあることよ〜」と笑ってちっとも取り合ってもらえず。しかし寮に警察が来ていたり、部屋の変更もしているくらいだから寮長も知っているのだろう、しばらくすると寮長のほうから「食べ物だけじゃないんだよ、現金も…」というように話が出た。食べ物を盗られたくらいで…と言われるのはわからなくもないが、自分がお金を払ったものを故意にとられることがどれだけ自分を脅かす憂鬱な状況かを知ってほしい。盗みは犯罪だ、それに怒っているということを伝えたかったが、伝わったのだろうか…
自由を重んじるだけに監視カメラはプライバシーの観点から反対の人もいると言われたが、既に付いている寮もあるのだからそこで意識調査でもすればいい。
広東語の試験は撃沈…
試験の後は、こちらで最初にできた本土中国からの留学生Zとトランスフォーマーでも使われたという鰂魚涌(quarry bay)のビル群へ。
香港の狂気を感じる。なぜビルの側面が湾曲しているのか…
このまま部屋がブロックみたいに動き出しそう。
いつも思う。誰が色味を決めているんだろう。
日本の薄いガイドブックにはおそらくあまり見られないであろう場所だが、駅から近く香港らしさを感じられるのでオススメ。
9時から寮のスカンジナビアンクリスマスフードというイベントに行った。スウェーデンから来た留学生が料理を振る舞ってくれる。
大きなチーズ!
ホットワインに干しぶどうを入れたのもおいしかった。同じフロアの仲良しも参加していおり話しているうちにあっという間に1時間。その子の母親は日本の漫画を韓国語に翻訳しているらしい。その影響で日本のアニメや漫画に詳しいのだが、ホラー漫画が好きらしく、伊藤潤二の名前が出てきて驚いた。
ルーミーがオランダのチーズを恋しがっていたので、余ったチーズやマシュマロ(同じくルーミーが好き)を持って帰った。
ルーミーはローカルの友達とお別れディナーをして沈んで帰ってきたが、チーズ塊を見るなり大興奮。お互い酔っていたのもあって、ぱみゅぱみゅのPON PONをかけて踊り狂った。楽しい。