ローカルお宅初訪問
ローカルの友達Dの親の友人宅でケーキを作るから一緒に来ないかと誘われて行った。ローカルのお宅にお邪魔するのは初めてなのでドキドキ…!大埔墟(タイポーマーケット)からバスで行った先にある。
お家に行く前に、大埔墟駅の近くにある鉄道博物館に行った。旧駅舎や電車、線路が残されている。
下等車両の中。天井高くて広い。床はタイル張り。
一等車両は椅子が柔らかそう。
遠足のような子供の集団が来ている。
昔の切符や駅長室の展示があった。
また各駅の昔の様子が見られて面白い。1900年すぎくらいの写真だろうか、香港島にはいくつか建物があるものの、尖沙咀側にはペニンシュラホテルしかない。あとは全部、奥の奥まで更地だ。世界的夜景を形作るほどにビルが乱立するなんて誰が想像しただろう。
大學駅のあたりも、池と崇基の建物があるのみで、山。
香港の歴史が気になってきたので、今度文化博物館に行こうと思う。
MTRが最近まで2社だったことも知らなかった。統合して便利になったけど値上がりしたとか。
そのあと駅から少し離れたモールに行き、銀カレーを食べる。
揚げ物が油っぽすぎて胃もたれした。そしてバスにのって林村へ。
願いの叶う木が有名な村だ。小さなお寺もある。
香港は太くて豪華な線香(もはや線ではないが)が多く、見てて楽しい。
こんもりした山に囲まれ、近くは高層マンションもないので、群馬あたりのPAで降りたような気持ちになった。写真の背景にビルが写らないなんてことありますか!
木に願いを書いた紙をひもでくくったみかんを投げて枝にひっかけていたが、樹に悪影響だったり、みかんに鳥が寄ってくることなどから現在は隣にフェイクの樹を立て、フェイクのみかんがついている。
元の樹はこれ。
また願いをかいた紙は樹にかけず絵馬のように吊るす場所もある。
スターフルーツが樹から落ちている…南国だと実感する時。
あまりに寒かったので近くの店で豆花を食べた。お土産に、中に粉末ピーナッツの入った餅を買った。夜食で食べたけどとてもおいしかった!香港でよくあるピーナッツフィリングは、サクサクしていて自然な甘さでとてもおいしい。
目指すお宅はこの近くにある。香港ローカルのお家、初訪問!広さはそれほどではないが、3階建ては本当に珍しい。(写真は近くの街並み)
少し田舎だが閑静だし、上の階からカラオケの声が聞こえてきたり高層マンションではできない暮らしができる。
お家には猫が二匹!どちらもデブ猫、というより毛が長い。
机には既に材料が用意されている。
Dママも、お家の奥さんも英語が話せるので気楽。そして料理も上手。わたしも料理は好きなので手伝ったら、やたら手際良い三人なので、1時間で3本のイチゴロールケーキが完成してしまった。
Dママは週末に趣味で大墟付近の農場で畑を借りて野菜を作っていたり、朝食のパンを焼いたり、料理をよくするようなので香港料理を習いたい…!新年の大根もち作りに呼んでくれると言っていたのが実現するといいなぁ。
夜は日本のサークルの引退で、ビデオ通話をした。久々なのに全然変わらない皆を見ていると、環境全てが一変している自分の状況に気づき、不思議に感じた。もちろんみんなも実際は色々なことがあって、変化しているのだろう。
電話で話した翌日には一時帰国中に会う日が決まっていた。みんなの優しさが嬉しい。