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ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

大掃除で衛生概念に思いを馳せる

部屋が埃っぽいのが気になっていたので一念発起してそうじした!

この寮、建てて10年だしモノは新しくてきれいなんだけど、メンテナンスはあまりよくない…香港の常なのか。来た時から棚には埃がしっかりと積もっていた。今もモノを置いていない棚は埃が一層積もっている。本の虫みたいな小さい虫もよくチョロチョロしている…

使っている場所でさえ、1日で明らかに見えるほど埃が付くのだ。どうしてこんなに埃っぽいの…

そもそも、普段使っているファンに埃がこびりついているのでそこから巻き散らかされている気がする。

ウエットティッシュティッシュでふき取る。雑巾が欲しい。雑巾のありがたみを感じる日がくるとは…

窓と網戸も拭いた。窓拭きは中高、祖母宅、自室と大掃除で拭いていたが、その時は拭く意味がわからないなぁと思いながら適当にやっていた。しかしここではビフォーアフターがあまりにも歴然としているので本気になってしまう。汚すぎる。考えてみたら香港の建物ってどこも外見汚いし、窓を拭く概念がないのだろうか?まさか自発的に窓を拭く日がくるなんて…

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左右で空の色が違うのがおわかりいただけるだろうか。

布団や衣服も一式洗濯して、少しはフレッシュになったかな。

やることが目の前に増えてきたから現実逃避している気もするが、こういうことはルーミーの留守の間にやっておかないと。ルーミーは靴下を床に脱ぎ捨てて埃まみれになっても気にしないタイプ。

衛生概念というのは本当に国によって異なるので面白い。実際何が人間に悪影響なほど不潔で、何が正しいなんていうのは決めがたい。衛生概念の迷信に惑わされていることは多いし、環境によって人間の状態も変わり、そこに社会的文脈が付与されているように思う。

髪の毛を洗う頻度なんかは有名な話だろう。(乾燥しているヨーロッパでは湿気の多いアジアと違って数日に一度しか洗わないのが普通だが、日本人は毎日洗わないのは不潔だと決めつけてしまう)

多くの香港人が座面をシェアするのは不潔だと感じて洋式トイレでもしゃがむことに対して、座面をシェアする慣習の中で生きてきた人は「そうかなぁ」くらいにしか思わない。床に落ちて、3秒ルールで拾って食べるものに付く細菌の数何億、なんて聞いても食べる人は食べる。

学校のお手洗いにある緑の薄い液体石鹸で実のところどれだけの殺菌されているか、そんなの誰も気にしてやいない。

しかしながら書いていて潔癖症の気持ちが少しわかってきてしまった。普段考えないようになっているものは、考えないでいいのだ。