ポンコツ香港雑記

2016年9月から香港中文大学に交換留学している大学生の日記

吉野家でしゃぶしゃぶ…!?

朝早起きして、湾仔の菠羅包(パイナップルパン)が有名なお店「金鳳 茶餐廰」へ行こう!といいつつ結局9時。朝方友達がベッドから落ちてきて驚いたけど、結局二人でガーガー二度寝してた。

お店に着くと列ができていたが、10分もしないうちに席に着けた。

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メニューは朝食のセットが3つくらいあり、それ以外にも夕方までのセットなどたくさんの組み合わせがある。菠羅油(バター入りパイナップルパン)はもちろんのこと、マカロニもおいしいらしいと聞いていたのでそれと卵、ミルクティーのセットを注文。香港では目玉焼きは両面を焼くのが普通。

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お待ちかね菠羅包は…温かくない!?温めていないのだ。一口食べてみると…とても甘い。下の生地からして、日本のメロンパンもびっくりの甘さだ。あとで聞いたのだが、ここの菠羅包はおいしくなくなったと香港人の中では言われているらしい…。メロンパンと違って少し塩気のある皮が菠羅包のよさだと思っていたので不思議だったが、これはこれでおいしい。現地ではパンを上から潰してフォークを刺して食べるのが主流らしいが、わたしは皮と生地のフワフワ感を守りたいのでかじりついた。

茹でたマカロニの上にはハムが乗っている。味は正直普通。結論から言うと、菠羅包は金華の圧倒的勝利。

昼過ぎにノコノコ帰寮し、ジム行ってから友達と飲みに再び中環へ。

ご飯に連れていかれた先は吉野家。香港の吉野家は日本とはまるで別物!店は大きく、テーブル席なので家族連れが多い。牛丼のほかにうな重やしゃぶしゃぶがあり、値段は抑えめ。

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吉野家でしゃぶしゃぶという状況に頭が追いつかないが、66ドルで鍋、肉、シメの麺(乾麺かうどんか米)、ドリンクが付くのでお得だと思う。味はとてもよかった!量もあってお腹いっぱいに。

その後LKFに移動。遊び慣れていなさそうな香港人3人がLKFに行こうだなんて不思議だなと思っていたけれども、初めてとか2回目とからしい。わかんないよ〜と言うので、適当に入った。まだ8時半くらいなのであまり人はいない。ハッピーアワーで少し安くなるが、見た限りどこも値段はあまりかわらないと思う。レディースデーやBuy one get one freeみたいなところならお得感ある。

多くのバーがシーシャもやっているので、近くで甘い匂いがする。わたしはkamikazeというカクテルを頼んだ。ショットだったが味はスミノフのよう。グレープフルーツの爽やかな香りだ。

高校生もいたので、香港の教育事情を聞く。幼稚園前にアルファベットを学び、そこから英語のみならずピアノや水泳などの習い事をするという。それは日本も同じ、というかアジア先進国に共通の流れだろう。憶測にすぎないけれど、ヨーロッパでは習い事に関して、親兄弟が弾いていたので自然と興味を持つとか、週末に家族でテニスするのが楽しみだったとかいう人が多い印象がある。アジアでは余暇の過ごし方の差に起因するのかはわからないが、習い事という形で始めから強要される受け身なひとが多い気がする。

結局一杯しか飲まなかったので、LKF近くのコンビニで買ったビール片手に、寮でひとり飲み直す。LKF付近のコンビニは面積の半分がビールで占められているのだ。

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奇遇にも今日は満月、ひとり寮の庭から対岸の夜景を眺めつつ夜風に吹かれているとメンタルにくるものがあった。